赤笹ノ葉倍良
Red-naped wrasse
スズキ目 ベラ亜目 ベラ科 ササノハベラ属
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堤防でよく釣れるベラの仲間その2。
ホシササノハベラと同じく、釣り人からは「磯ベラ」の俗称で呼ばれます。
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ホシササノハベラと見た目がよく似ており、元々は2種とも『ササノハベラ』としてまとめて同種扱いされていました。
しかし当時から2種の生活圏の違いが研究者たちに認識されており、浅瀬に棲むものを「ササノハベラ内湾型」、沖に棲むものを「ササノハベラ外洋型」と呼び分けていたそうです。
それが1997年、ダイバーによる産卵行動の観察報告がきっかけとなり、「内湾型=ホシササノハベラ」「外洋型=アカササノハベラ」として正式に別種認定されることになりました。
元々の呼び名の通り、アカササノハベラは外洋のすこし深いところに棲んでいます。
釣りで狙う場合は、やや沖合いの岩礁や藻場を探ってみると良いかもしれません。
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よく似ているアカササノハベラとホシササノハベラですが、単純に名前の通り「体が赤いのがアカササノハベラ」「星(斑)状の模様があるのがホシササノハベラ」というわけではないんです。
アカササノハベラにも斑点模様がある個体が居ますし、ホシササノハベラにも赤っぽい体色の個体がいます。実にややこしい。

正しい見分け方のポイントは、目の下を通る黒い線です。
アカササノハベラは緩やかにカーブを描いて胸びれの付け根に向かいますが、ホシササノハベラは一直線に体側へと伸びます。
またホシササノハベラは体長が最大20cm程度なのに対し、アカササノハベラは30cmを越えるほどまで大きくなるようです。
釣り方

ちょい投げで10~20m程度の沖を狙いましょう。
実際の釣りではベラをターゲットにすることはあまり無く、キスを狙っているときに下道として掛かってくることが多いです。
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