No.17 ヒメハゼ

姫鯊
whitebait goby
スズキ目ハゼ亜目ハゼ科ヒメハゼ属

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河口付近の砂地や内湾の砂浜に棲息するハゼの一種。

底が見えるような浅瀬や波打ち際付近を好むようで、普通に投げ釣りをしているだけでは遭遇しにくいかもしれません。

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和名に「ヒメ」が付いている通り、成熟しても体長８cmほどの比較的小型のハゼです。

また英名の「whitebait」はシラスのことで、こちらも体が小さいことが由来のようです。

ただもっと体の小さいハゼは沢山居るので、何故こいつが取り立てて小さいことを強調されているのか正直よく分かりません。

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オスは背びれの第２軟条が細長く伸びるのが特徴。
また体の側面には暗色斑が４つあり、下顎が突き出てしゃくれています。

一方、メスは背びれが伸びず、口先が尖っているので別種の魚のように見えます。

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オスとメスの共通の特徴としては、尾びれの付け根にある「Ｙ」を横に倒したような模様が挙げられます。

ヒメハゼ属に分類される魚は見た目が似通ったものが多く、同定が難しいグループのひとつです。

しかし尾の横Ｙ字を確認できれば、おそらく本種のヒメハゼだと目星を付けることができます。

釣り方

小さめの仕掛けで、浅瀬や波打ち際を狙いましょう。

キス仕掛けに掛かったこともありますが、ヒメハゼをメインに狙うならハゼ釣り用の鈎を使ったほうが良いでしょう。