赤帯縞鯊
Chameleon goby
スズキ目 ハゼ亜目 ハゼ科 チチブ属
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北海道から九州まで広く分布するハゼの一種。
体側に走る縞模様が特徴的ですが、興奮すると全身が真っ黒に変化するという性質をもっています。
その様子がまるでカメレオンのようなことから、英名はChameleon gobyと名付けられています。
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元々は「シマハゼ」という標準和名でしたが、近年の研究によってシマハゼの中に2種のハゼが混在していることが判明。
1989年には正式に分類されることになりました。
その一方が本種の「アカオビシマハゼ」であり、もう片方には「シモフリシマハゼ」という名前が与えられています。
ちなみにその分類と命名を行ったのは、世界的なハゼ学者である上皇陛下なんです。
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かつては同一視されていただけあって、アカオビシマハゼとシモフリシマハゼは外見がよく似ています。
見分けのポイントは彼らに付けられた名前が示しています。
アカオビシマハゼにはその名の通り、尻ビレに赤い帯模様が入っています。
一方のシモフリシマハゼには、あご下に細かい霜降り状の白色斑があります。
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アカオビはシモフリと比べ、塩分濃度の濃い場所を好む傾向にあります。
そのため漁港や内湾部で釣れたものはアカオビシマハゼであることが多く、河川などの淡水域で釣れたものはシモフリシマハゼであることが多いようです。
釣り方
私が釣った場所は漁港の岸壁際です。
エサをつけた仕掛けを垂らすと、壁際に張り付いていたハゼのが飛び出してきました。
小さい魚なので、針が小さいものを使いましょう。
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