No.57 マツダイ

松鯛
Triple-tails
スズキ目スズキ亜目マツダイ科マツダイ属

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日本では主に南方の暖かい海に生息。
しかし時々海流に乗って、東北で目撃される個体もあります。

マツダイという名前の由来についての正式な記録は見つかりませんが、おそらくは固いうろこや体色が松の樹皮を思わせるためだと思われます。

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未成魚は枯れ葉に擬態し、流れ藻や流木、係留ロープなどに寄り添って生活します。

枯れ葉への擬態は、外敵の目を欺くと同時に、餌となる生物に気付かれずに接近して捕食するという攻防一体の特性を持っています。

体長50㎝程度までは海面の漂流物の周辺で生活しますが、さらに成長すると沖の深場へと移動します。
老成した個体は１mほどの巨体になるそうです。

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背ビレと尻ビレが後方に張り出し、尾ビレが三つあるように見えることから、英語圏では「Triple tails」（３つの尻尾）というユニークな名前で呼ばれます。

釣り方

稚魚は漂流物に寄り添っていることがあります。
漁港に流れ着いたゴミや海藻の周りを探してみましょう。

成魚は沖合いに居るため陸から釣るのは難しく、船釣りが一般的です。