【和歌浦漁港】アコウ襲来!!

釣行記

2023年7月26日(水) 晴れ 小潮 午後4時

釣りに出かける気力も削がれる猛暑の夏。
昼間は熱中症の危険があるので、夕方になってから近くの漁港にやってきました。

和歌浦漁港の東防波堤。
片男波の砂浜と隣接しており、海底は砂地になっています。

・・・

今回の狙いはキス。
真夏になって水温が上がりすぎると釣れにくくなりますが、7月ならまだ釣れるはず。

仕掛けはキス針6号、刺し餌はイシゴカイで挑みます。

とりあえず堤防の先端まで行き、船道に向けて仕掛けを投げ込みます。

船道とは船の通り道のことで、澪筋(ミオすじ)と呼ばれることもあります。
船の往来によって海底がえぐれて深くなっているので、魚が寄り付きやすいんだそうな。

・・・

さて仕掛けを投げると二投目で反応が!
引きは弱いですが、キスより重いものが乗っている感じがします。

海中からヌッと現れたのは…

小さなコチでした。

暑い時期はマゴチのハイシーズンですもんね。
もしキスが釣れたら、そのまま泳がせて大マゴチを狙うのも面白そうです。

釣れた小コチは食いでが無さそうなのでリリースしてやりました。

・・・

引き続き船道を攻めますが、けっこう根掛かりしてしまいます。

根掛かりが頻発するような起伏のあるところにこそ魚が多いんだと自分に言い聞かせていると、本日2回目の当たりが!

引きは弱いけど重みは感じる。さきほどのコチと似た感触です。
引き上げてみると…

お前かい。

外道エソちゃん。
顔が怖いのでリリースします。

ちなみに帰宅してから調べて分かったことですが、さきほど釣れたコチは「トカゲゴチ」。
そしてこのエソは「トカゲエソ」という種類らしいです。

今日はトカゲデーだ。

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釣りを始めて1時間半ほど。

このペースだと餌のイシゴカイがだいぶ余ってしまいそうなので、ぶっこみ用の磯竿を1本持ってきました。

なるべく太めのイシゴカイを選び、贅沢に何匹も房掛けして適当な場所にぶっこんでおきます。
何か掛かれば儲けもの。

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キス仕掛けの方はキャストを繰り返しますが、一向に本命は現れません。

代わりにチャリコはたくさん釣れますが、持ち帰るほどのサイズではないので全リリースです。

掛かったチャリコを逃がしたり、根掛かりと悪戦苦闘したりしながら時間は過ぎ、気が付くと時刻は午後6時30分頃。

そろそろ日没が近付いてきました。

・・・

夜釣りの用意は持ってきていないので、ぼちぼち撤収の準備に入ります。

半ば忘れかけていたぶっこみ仕掛けを回収しようとすると、何かに針が引っ掛っているようです。

また根掛かりしたか…と竿を大きくあおってみると、糸の先で微かな動きを感じました。

リールを巻くと、向こうも引っ張ってくる。
どうやら魚が掛かっているようです!

糸が切れないようにドラグを調節しながら巻いていきます。
姿を見せたのは…

アコウ!?

初めは大きなカサゴかと思いましたが、この模様はどうやらアコウ(キジハタ)ですね。

海面に浮かせたときにアコウが小魚を吐き出したので、どうやらぶっこみ針に掛かった小魚に食い付いていたようです。

これはラッキー!
お目当てのキスはからっきしでしたが、思いもよらぬ高級魚が手に入りました。
今回の釣行は大成功です!

ちなみにタイドグラフを確認すると、アコウが食い付いた時間帯は「潮の動きはじめ」と「夕マズメ」が重なる好タイミングでした。

今回の釣果

トカゲゴチ 1匹
トカゲエソ 1匹
チャリコ 5匹
キジハタ 1匹

サイズ計測

29cm。
惜しくも30cmに届きませんでしたが、陸っぱりなら満足のいくサイズです。

今回使ったタックル

キスを釣るためにちょい投げに使った竿です。

イシゴカイの房掛けでぶっこんで放置していた竿です。
アコウが吐き出した小魚が何だったのか、掬って確認しておけば良かったと後悔…。

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