2023年11月8日(水) 晴れ 長潮 午後2時
今回は私のホーム、マリーナシティ大波止で小物釣りです。
前回の田ノ浦漁港は混雑のために消化不良に終わったので、今回は人の少ない平日昼間にゆっくり釣りを楽しみたいと思います。
やってきたのは波のおだやかな内湾。
使う仕掛けは胴突き3本針。
エサは冷凍オキアミです。
角のところが空いていたので、まずはここを狙います。
排水溝があって水流のよじれができているので、魚が集まっているかも。
オキアミを付けた胴突きをポチャンと投げ入れると…
狙い通り!
メジナとカサゴが一荷で掛かりました。
なんだか珍しい組み合わせだな。
10cmほどのちびメジナ。
いわゆる「木っ端グレ」というやつです。
カサゴちゃんも小さいので両方ともリリース。
もっと大きくなってから帰っておいで。
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さらに排水溝の前に仕掛けを落とすと、グンッと強めの引きが!
タカノハダイ!
しっぽの水玉模様がキュート。
「タカノハダイが釣れると他の魚はもう釣れない」という縁起の悪い迷信があるそうですが、まぁそれは磯釣りでの話か。
気にせず同じポイントに仕掛けを投入していきます。
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次に顔を見せてくれたのはコブダイの幼魚です。
大きくなると超イカツくなるコブダイですが、幼い頃は熱帯魚みたいな可愛い見た目をしていますね。
オレンジ色の体にスッと伸びる白いラインが、スタイリッシュさも感じさせてくれます。
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コブダイをリリースしてから少し休憩。
景色を眺めてぼーっとします。
この場所はマリーナシティの「黒潮市場」の裏手に位置していて、市場からは流行りのJ-POPが大音量で聞こえてきます。
YOASOBIの『アイドル』をBGMに、釣りに勤しむおっちゃん達の姿はなんだかシュール。
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ふと足元に目をやると、ブヨブヨした謎の物体を発見。
波に乗って打ち上げられたのでしょうか?
この特徴的なカラーリングにピンときたのでネットで確認したところ…
おそらくこれは「ハナデンシャ」。
幻のウミウシとも言われる激レア生物らしいです。まさかこんなところでお目にかかるとは。
まだ干からびてなさそうだったので、棒で転がして海に帰してやりました。
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さて釣りを再開。
同じポイントに胴突きを垂らすと、まず釣れたのは…
アイゴとチャリコの一荷。
アイゴの毒ヒレを触らないように気をつけながらリリース。
その後も排水溝前では色々な魚が釣れました。
顔馴染みのササノハベラ。
ウリボウ(イサキの幼魚)。
本日2匹目のメジナ。
小さなスズメダイが数匹。
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時間を忘れてお魚たちと戯れていると、だんだんと空が夕焼けに。
時刻は午後4時半。
やはりこの季節になると、日が落ちるのが早くなりますね。
そろそろ満潮の潮止まりなせいか、当たりも減ってきました。
場所を移動しながらしばらく壁際を探り歩いていると、やっとピクピクと当たりが。
赤い目とまだらが特徴のヒガンフグ。
和歌山市内の堤防では、クサフグとコモンフグに次いで3番手によく見かけるフグです。(個人感)
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しばらくすると辺りが暗くなってきました。
そろそろ撤収しようかと考えながら排水溝前に仕掛けを垂らすと、今日最後のヒットが。
ネンブツダイの仲間ですね。
ネンブツダイ達は夜行性で、暗くなると堤防際に沢山現れます。
昼のスズメダイ、夜のネンブツダイ。
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さて日が暮れて寒くなってきたので、今回はここらで終了します。
思いの外たくさんの魚種に出会えたので満足の釣行でした。
ちなみに小物釣りの傍ら、釣れたウリボウを餌にして泳がせ釣りに挑戦していたのですが、置き竿にヒットはありませんでした。残念。
今回の釣果
メジナ 2匹
カサゴ 1匹
タカノハダイ 1匹
コブダイ 1匹
アイゴ 1匹
チャリコ 1匹
ホシササノハベラ 2匹
ウリボウ 1匹
スズメダイ 3匹
ヒガンフグ 1匹
オオスジイチモチ 1匹
ハナデンシャ 1匹
3時間ほどの釣行で10目以上を釣り上げることができました。
今回使ったタックル
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