【マリーナシティ大波止】春の嵐とメバル・前編

釣行記

2023年4月18日(火) 晴れ 中潮 午後10時

桜の見頃も過ぎ、春の深まりを感じる今日この頃。
4月はメバル釣りのシーズン真っ只中ということで、今回はメバルを狙ったナイトゲームに出掛けました。

場所は和歌山市にあるマリーナシティ西側の大波止
私のホームグラウンドです。

堤防が広大なので隣人との距離が十分取れ、周りに気を遣わずに釣りができるので気に入っています。
トイレが完備されているのも嬉しいポイント。

釣り場に到着したのは夜10時頃。
まず魚影チェックのために波止場の様子を見て回ったのですが、この日はあいにくの強風で外洋は大荒れ。普段は静かな内湾にもザバザバと白波が立っています。

気象庁のサイトで確認すると、和歌山市は風速7m/秒。
釣りをするにはちょっと辛い環境です。他の釣り人の姿もほとんど見当たりません。

しかし折角来たので、なるべく波が小さそうな奥まった場所に釣り座を確保。
常夜灯の明かりは微かに感じられる程度のポイントです。

普段は1gのジグヘッドを使うのですが、今日はこんな天候なので少し重めの2gを選びます。
ジグヘッドにイシゴカイを付けて、まずは中層をただ巻きで探ってみると…

ククッと小さなアタリが!

ちびメバル君。

採寸はしてませんが多分15cmぐらいでしょうか。
リリースサイズですが、とりあえずこれでボウズは免れたのでだいぶ気が楽になりました。

その後周辺を探ってみましたが2匹目には出会えず。
強風の中で立っているのが辛くなってきたので、車に一時避難して仮眠を取ることにしました…。

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日付が変わって午前3時頃。
風が少し弱まってきたのでリベンジに向かいます。

先ほどと同じポイントを探ってみますが、なかなかアタリがありません。

戯れに足元の壁際に仕掛けを落としてやると、ピクピクっと反応が!

ちびカサゴ。

2連発。

両方ともリリースサイズです。

カサゴちゃんはどんな時でも顔を見せてくれる可愛い奴です。
付き合いのいい友達みたい。

一人ぼっちの夜釣りは寂しいので、カサゴちゃんを水汲みバケツの中にお招きして、夜明けまでしばらく付き添ってもらいます。

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その後も少しずつポイントを移動しながらキャストを繰り返しましたが、肝心のメバルはなかなか姿を見せてくれません。

こんなに波が荒れる日は、臆病なメバルたちはどこかに身を隠しているのでしょうか。
「メバルは凪を釣れ」なんていう先人の教えが思い起こされます。

潮風によって体が冷やされ、私のテンションもだんだん削がれてきました。

しかし釣具屋で買ったイシゴカイがまだ沢山残っているので、これを捨てて帰るのは非常に忍びない。
なので、風に耐えながら夜明けまで粘ってみることにします…。

後編へつづく

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