【青岸】キス釣りリベンジ!・前編

釣行記

2023年5月24日(水) 晴れ 中潮 午前2時

草木も眠る丑三つ時。
おばけサイズの特大キスを求めて訪れたのは、和歌山市の「青岸」です。

ここは紀ノ川の河口部に位置しており、多彩な魚種が狙えることから、かつては人気の高い釣りスポットでした。

青岸の西端には沖に向かって長く伸びる防波堤があるのですが、ここ数年は工事のためにずっと立ち入り禁止となっているようです。

そこで今回は、立ち入り禁止エリアの手前にある「大岩石油」の油槽所の裏手のスペースに釣り座を構えました。

※現在はこの場所にも「立ち入り禁止」の看板が立てられているとの情報あり。
確認でき次第、情報を追記します。

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狙いは20cm以上の良型キス!
ということで、前回の釣行で使ったものより大きい9号のキス針をセット。
さらにエサはイシゴカイではなく、アオイソメを用意しました。

この仕掛けを沖の方向へとぶっ込んで、しばらく放置。
置き竿2本でキスが掛かるのを待ち構えます。

アウトドアチェアに腰かけて夜の海を眺めながら、コーヒーを飲んでぼーっとするのは至福の一時です。

この場所は大岩石油の事務所の外灯があるので、夜中でも真っ暗にならずに安全です。

また海を挟んだ対岸には和歌山港の灯りがあってとても明るいので、一人ぼっちの夜釣りでもそれほど寂しくないですね。

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さて、今回は「待ち」に徹するスタイルですが、完全に竿を放置しておくのは良くありません。

海底に餌を置いたままにしておくと、ヒトデやウミケムシのような底生生物がじわじわ寄ってきて餌を食べちゃうんですよね。

油断すると…

ご覧のとおりヒトデの餌食に。

星形の中心にある口に、イソメをつけた針が飲み込まれてしまっています。

こんなお邪魔虫の襲撃をかわすためにも、だいたい5分~10分ごとに竿をあおって少しずつ仕掛けを動かしておきます。

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置き竿にキスが掛かるのを待つ傍ら、短竿で壁際を探ってみると…

カサゴちゃん。

カサゴちゃんはいつでも側に居てくれる安心感がありますね。
顔を見たくなったら足元の壁沿いに餌を落としてやりましょう。

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そんなことをしながら時間は経過して午前3時頃。

置き竿を動かすと、なにやら重みが!

あまり強く引きはしないものの、ピクピクッと動く感触はします。

期待して仕掛けを回収すると…

念願の良型キス

片男波で昼間に釣れたキスとはサイズ感が全然違います。
体長が倍ほどに見えるので、20cmぐらいはあるかな?

とりあえずお土産として確保です。

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さらにその後、もう一方の竿をあおってみると、こちらもピクピクと反応が。

良型キスをもう一匹追加!

ピンボケしちゃいましたが、先ほどのキスに勝るとも劣らないサイズです。

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やっぱり夜中は大きめのキスが釣りやすいみたいですね。

片男波でアドバイスをくれたおじさんに感謝です。

夜明けまであと1時間ほど。
さらに大きなキスを釣るため、コーヒーを飲みながら置き竿をあおったり餌を付け替えたりを続けます。

後編へ。

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