【マリーナシティ大波止】 電気ウキで太刀魚ゲーム

釣行記

2023年9月20日(水) くもり 小潮 午前1時

9月も半ばを過ぎ、暑さも少しずつ和らいできた今日この頃。

今年もタチウオのシーズンがやってきました。

私のホームグラウンドである「マリーナシティ大波止」はタチウオの接岸スポットとして有名で、秋の夜には連日多くの釣り人たちで賑わいます。

夜の海にズラーッと多数の電気ウキが並ぶ光景は圧巻の一言。

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訪れたのは深夜1時。

平日の真夜中だというのに堤防は釣り人で溢れており、竿を出す場所を探すのにも一苦労するような状況です。

しばらく歩いて堤防の右端付近まで来たところで空きスペースを見つけたので、ここに釣り座を構えることにしました。

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今回使うエサはタチウオ釣りの定番、キビナゴ。

釣具屋さんには赤、青、紫とカラフルに着色されたキビナゴが売られています。

どの色が良いのかは正直よく分かりませんが、在庫が少なくて一番売れていそうだった赤キビナゴをチョイスしました。

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タチウオ用の仕掛けをウキ下3ヒロに調整し、キビナゴを引っかけて夜の海にキャスト!

真っ暗な海にプカプカと浮かぶ電気ウキ。

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しばらくウキの灯りをぼけーっと眺めていると、ウキがふらふらっと微かに動き始めます。

海上に浮いているときはピンポイントで光っている電気ウキの小さな灯りが、海に沈んでボヤ~ッと水中を照らし出しました。

この瞬間が電気ウキ釣りの醍醐味!

何者かがエサのキビナゴに食い付き、仕掛けを海中に引き込んだ合図です!

しかしここで焦りは禁物。

タチウオはエサを補食するとき、何度か噛みついて弱らせてから最後にしっかり食い付くという習性をもっているんです。

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沈んだり浮き上がったりするウキを固唾を呑んで見つめていると、ウキが沈んだまま浮いてこなくなりました。

そこで竿を持ち上げてみると、重みが乗っているのを感じます!

リールを巻きながらもう一度竿を立てて、しっかり合わせを入れておきます。

そうして海から抜き上げてみると…

本命タチウオゲット!

釣り上げてすぐのタチウオは銀色に光る魚体がとても美しく、ぬらぬらと波打つ背びれが幻想的な雰囲気を放っています。

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その後もタチウオ2匹を立て続けにキャッチ。

午前3時頃に潮止まりとなり、当たりが無くなったのですこし休憩します。

戯れに足元にキビナゴを落としてやると、今日もカサゴちゃんが顔を見せてくれました。

ほんとに君はいつでもそばに居てくれるね。

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潮が動き始めると、タチウオもまたぽつりぽつりと釣れ続きました。

入れ食いとはいきませんが、暇しない程度にはウキに当たりが出ます。

合わせをスカしたり、上手くいってキャッチしたりしながら時は過ぎ、だんだんと空が白んできました。

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最後の一匹が釣れたのは朝の5時頃。

夜が明けるとタチウオ達は岸から離れた深場へと潜ってしまうので、朝マズメを迎える頃にはタチウオ釣りは終了となります。

早朝の海で小魚のナブラが起こり始めたのを尻目に、眠い目をこすりながら今日は撤収です。

今回の釣果

タチウオ 6匹
カサゴ 1匹

サイズ計測

最大のものは全長72cm。
幅は指3本サイズです。

秋口のタチウオはサイズこそ振るいませんが、数釣りを楽しむには絶好のシーズンです。


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