No.46 オキゴンベ

お魚図鑑

沖権兵衛
Yellow hawkfish
スズキ目 スズキ亜目 ゴンベ科 オキゴンベ属

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南日本の暖かい海に分布する小型魚。
沿岸部の浅場に棲んでいますが、名前に「沖」と付くように沖合いの船釣りでも釣れることがあります。

浮き袋を持たないので遊泳力は低く、海底や岸壁にひっついて生活しています。

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ベラやハタの仲間と同じく、ゴンベ科魚類も「雌性先熟」という性質をもっています。
つまり生まれたときは皆メスで、成熟した個体はオスへと性転換するのです。

しかし通常は性転換したときに卵巣が精巣に置き換わるのですが、オキゴンベはオスになっても卵巣が体内に残っています。
そして必要になれば再びメスに戻れるという、可逆的な性転換ができる珍しいお魚です。

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ゴンベの仲間は胸びれが発達しており、これで体を支えて海底の岩やサンゴの上でじっとしていることがあります。

その姿が枝に留まった鷹のように見えるため、英語圏では『hawk-fish』と名付けられています。

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一方、和名の「ゴンベ」というおかしな名前は、ゴンベ科魚類の背びれの先に見られる糸状の短い突起に由来しています。

この背びれの形が、うなじの毛を剃り残した「権兵衛」とよばれる江戸時期の髪型に似ているためだそうです。

この髪型。「八兵衛」とか「盆の窪」とも呼ばれていたらしいです。
…似てるかなぁ?

釣り方

和歌山市内で見かけたことはありませんが、黒潮が当たる串本地域ではよく釣れます。

堤防際に胴突き仕掛けでエサを落としてやると、壁の窪みに潜んでいたオキゴンベが飛び出してきます。

釣行録

2023年11月 南紀遠征、泳がせ釣りで現れたのは?・前編

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