鮎並
Fat green-ling
スズキ目 カジカ亜目 アイナメ科 アイナメ属
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冷たい水を好む根魚で、適水温は8度〜15度。
北海道や三陸地方といった寒い地域に多く生息しています。
北海道では一年中、東北では夏以外、それより南の地域は冬から春先にかけてがアイナメ釣りのシーズンと言われています。
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アイナメは浮き袋を持っていないため水中を泳ぐのが苦手で、普段は海底にべったり着いてジッとしています。
しかし浮き袋が無いおかげで水圧の変化に強く、底が見えるような浅瀬から、水深50mほどの深海にまで広く分布しています。
浮き袋の代わりには脂肪の浮力を使っているらしく、身には脂が乗って旨味があります。
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アイナメの近縁種に「クジメ」という魚がおり、両者は見た目が酷似しています。
見分けのポイントとしては尻尾の形が挙げられます。
アイナメの尻尾は先端が真っ直ぐ、もしくは「く」の字形にへこんでいます。
一方、クジメの尻尾は扇形になっていて丸く膨らんでいます。
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クジメとの見分けは他に、側線を数える方法もあります。
アイナメの側線は５本、クジメの側線は１本です。
アイナメの腹側にある側線は体表に現れにくいため、５本全てを確認するのは難しいかもしれません。
しかし背中や体側に２本以上の側線を見つけられれば、それはアイナメだと判別できます。
釣り方
底生性の魚のため、投げ釣りやぶっこみ釣り、穴釣り等で狙います。
動くものに好反応を示すため、ルアーに食い付くこともあるようです。
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