2024年4月6日(土) くもり 中潮 午前6時
4月に入り、春のぽかぽか陽気を感じられる気候になってきた今日この頃。
本日やってきたのは本州最南端の串本町です。
4月といえばまだ海水温は上がりきっていない時期ですが、串本の海には黒潮が流れて暖かいのでいつ来ても魚種が豊かです。
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さて早朝に港に着いたので、まずはサビキ釣りから。
ぽつぽつと釣れるアジを活き餌にして、泳がせ釣りも同時並行します。
アジの他にはサビキ仕掛けにメジナがヒット。
メジナによく似たイスズミもお目見え。
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アジを泳がせている置き竿が微かに反応した気がしたので、アワセを入れてみました。
するとずっしりと重みを感じます!
でも暴れる様子は無く、ただ重いだけ。
大きなゴミでも引っ掛ったかな…と思いつつ引き寄せてみると、
なんじゃこりゃ!
足がたくさんあるヒトデ!
画像では大きさが分かりにくいですが、目算で直径40cmぐらいありそうでした。
でかくて怖い!
怖すぎて近寄りたくなかったので、竿に引っ掛けたまま海中に戻してリリースしました。
あとで帰宅してから調べて分かったのですが、これは「ヤツデスナヒトデ」という肉食性の大型ヒトデだったようです。
ヒトデらしからぬ俊足で海底を滑るように移動し、獲物に襲いかかって補食するんだとか。
調べれば調べるほど気持ち悪いな…
でも結構レアな生物みたいなので、怖がらずにもっと写真を残しておけば良かった。
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さて気を取り直して再びアジを泳がせます。
サビキは一旦止め、泳がせの置き竿を増やして2本体制に。
待っている間に内湾を眺めていると、細長い小魚が水面をピョコピョコ泳いでいるのが見えました。
掬い上げて観察してみます。
細長いフォルム、黄緑の体色、特徴的な腹びれ。
どうやら「シイラ」の赤ちゃんのようです。
シイラといえば最大2mほどにまで成長する巨大魚ですが、幼魚はこんなに小さいんですね。
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ちびシイラを海に帰して、しばらくぼーっと海を眺めていると、
チリリリリリリリ!
片方の置き竿のドラグが突然鳴りはじめました!
慌てて竿を掴んでドラグを締め直し、糸ふけを取ってから竿先を高く持ち上げます。
ぐん!
乗った!!
おお、走る走る!
これは青物が掛かったかな?
糸が切れないようにドラグ調節しながら、慎重に引き寄せました。
出たー!青物!
眉間に「八」の字があるので、カンパチですね。
俗に「シオ」と呼ばれる子供サイズですが、素敵なお土産が釣れました。
はるばる串本まで来た甲斐があったというものです。
釣りはこれで満足したので、今回はお昼過ぎに納竿。
寄り道して「橋杭岩」を観光したり、温泉に入ったりしてから帰りました。
今回の釣果
マアジ 6匹
クロメジナ 1匹
イスズミ 1匹
シイラ 1匹
カンパチ 1匹
ヤツデスナヒトデ 1匹
サイズ計測
フィッシングメジャーを忘れたので、比較用のペットボトルと一緒に撮影。
釣れたカンパチはだいたい45cmぐらいでした。
関西圏では、全長60cmに満たない若魚のカンパチのことをシオと呼びます。
今回使ったタックル
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