【和歌浦漁港】冬の夜釣りに現れたゲスト

釣行記

2024年2月13日(火) 晴れ 中潮 午後8時

冬真っ只中の2月。
海水温が下がるこの時期は、陸っぱりの釣りは基本的にオフシーズンです。

しかしこんな厳寒期にだって釣れる魚も居まして、そのひとつが「カサゴ」に代表される根魚です。

そんなカサゴちゃんたちと遊ぶためにやってきたのは夜の和歌浦漁港。

ここを選んだ理由は「足場の良さ」と「常夜灯の多さ」。
船着き場がある内湾は、夜でもヘッドライトが要らないほどの明るさです。

あと昨年の夏にここでキジハタを釣ったので、根魚といえば和歌浦というイメージが自分の中にあります。

・・・

さて、ジグヘッドにイカの短冊を刺して準備完了。
気になるポイントにイカを落として探っていくと…

さっそくカサゴちゃんがヒット!

常夜灯の直下よりも、少し離れた薄暗いゾーンが狙い目です。


ハイシーズンのように入れ食いとはいきませんが、じっくり壁際を探るとポツポツと反応してくれます。

釣れるのは大きいもので20cmぐらい。
そこそこ良いサイズですが、持ち帰るには微妙かな。

・・・

さらに大きなカサゴを求めて堤防の先端まで足を伸ばすも、20cmを大きく上回る個体はなかなか釣れず。

夜9時を過ぎた頃から、風が少し強くなってきました。
冷たい夜風は釣り人のメンタルをガリガリと磨り減らしてきます。

暗い堤防でこの強風は危険だと判断し、常夜灯の点いた港内へと戻ることにしました。

・・・

再び船着き場。

そろそろカサゴ釣りにも飽きたので、アジでも釣れないかとジグヘッドを飛ばしてみました。

底をとってズル引きでイカ短冊を引っぱってみますが、なかなか反応がありません。

ランガンしながら移動していると、

ピク、ピク

なにかのアタリが微かに手元に伝わった気がしました。
魚がイカをつついたかな?

恐る恐る竿を上げて合わせてみると、ビビビビンと生き物の動きが伝わってきます!

結構大きいぞ!



釣れたのは30cmほどのアイゴでした。

アイゴってサビキで釣れる小魚のイメージだったので、このサイズにはびっくり。

元気が無い様子で、地上ではあまり跳ねずにグタっとしています。
水温が低すぎて体が動かないのか、それとも寝ぼけてるのか…

・・・

夜も深けた午後10時頃。
結局アジは居ませんでしたが、アイゴを釣って満足したので今夜はこれで撤収します。

真冬の陸っぱりはボウズを覚悟しておく必要がありますが、もし魚が釣れたら良型に期待できるという楽しみもあります。

次はカサゴ25cm以上を目標に、また夜釣りに来ようかな…

今回の釣果

カサゴ 5匹
アイゴ 1匹

サイズ計測

32cm。

漁港で釣れるアイゴとしては大きめですが、磯のアイゴは40cmを超えるそうです。

今回使ったタックル

お手軽な虫ヘッドスタイル。

ふらっと短時間で釣行するときに愛用しています。

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